北広島市でいちご狩りができる農園は3か所で、うち2か所が輪厚にあります。開園は例年6月中旬から7月上旬までという短さです。
入園料は年齢で区分が分かれ、市の掲載では中学生以上が1,500円から2,000円ほど、3歳から就学前が500円から800円ほどという水準でした。
ところが、予約の方法は3農園でそろっていません。開園の時期から農園ごとの受付の違い、いちごの季節を外したときの行き先まで順に見ていきます。
- 市内のいちご狩りが例年6月中旬から7月上旬までと短いこと
- いちご狩りができる3農園の所在地と年齢別の入園料
- 予約サイト・整理券・電話と農園ごとに違う受付の方法
- 食べ放題と明記があるのは3農園のうち1園だけという事実
- いちごの季節を外したときに寄れる直売所と収穫体験
- 市内の直売所13か所の場所と扱う時期
輪厚のいちご狩りはいつ行けるのか

最初に時期の話をします。北広島市のいちご狩りは、本州の観光いちご園のように長い期間開いているわけではありません。4つに分けて説明します。
例年は6月中旬から7月上旬まで
北広島市は、市内のいちご狩りの開園期間を例年6月中旬から7月上旬までと案内しています。市の観光情報では、摘み取り体験の農園について6月中旬から7月中旬までという目安も示されています。
2026年版の農園マップでは、まきばの店が6月中旬から7月中旬、Farm丸チャンと塚本農園が6月中旬から7月上旬という目安でした。農園によって2週間ほどの幅があります。
いずれにしても、動ける期間は3週間から1か月ほどです。年間で見れば1年の12分の1にも届きません。
※出典 ◆ 北広島市「イチゴ狩り情報」
※出典 ◆ 北広島市「北広島市農園マップ(2026年版)」
※出典 ◆ 北広島市観光サイト「摘み取り体験」
ハウスではなく露地が中心
本州には冬から春にかけて開いているいちご園がありますが、北広島市の農園は露地の栽培が中心です。雪解け後の生育を待って初夏に開き、実が終われば閉じるという流れになります。
ハウス栽培なら気温を管理して収穫の時期をずらせますが、露地ではその年の天候がそのまま開園の時期に出ます。同じ農園でも年によって開園日が変わるのはこのためです。
季節が来たときに動けるよう、前もって情報を押さえておくのが現実的な向き合い方になります。
※出典 ◆ 北広島市「イチゴ狩り情報」
ここで気をつけたい点
露地中心のため、行ける期間は初夏のおよそ1か月に限られる点に注意が必要です。夏休みに入ってから計画すると時期を逃しやすいので、6月に入った段階で予定を組むとよいでしょう。
2026年のシーズンはすでに終わっている
2026年8月2日時点で、北広島市のイチゴ狩り情報は3農園とも令和8年度については終了したと掲載しています。今から行ける状態ではありません。
終了日が公式で分かるのはまきばの店で、令和8年度のいちご狩りは7月5日の日曜に終了と自園のサイトに出ています。Farm丸チャンも公式サイトで閉園を告知しました。
6月中旬に始まって7月5日で終わったことになるので、実際に開いていたのは3週間ほどです。これから読む人にとっては、2027年のシーズンに向けた下調べという位置づけになります。
※出典 ◆ 北広島市「イチゴ狩り情報」
※出典 ◆ まきばの店(阿部農場)公式サイト
※出典 ◆ Farm丸チャン 公式サイト
天候で前後することを前提にする
開園の時期は、その年の天候と生育の状況で動きます。北広島市も、時期の目安を示したうえで開園の状況は各農園に問い合わせるよう案内しています。
2026年のまきばの店は7月5日で終了しましたが、市の目安は7月中旬までとされていました。目安より1週間ほど早く終わった年ということになります。
カレンダーに書いた日付どおりに開いているとは限らないため、直前の確認が要ります。
※出典 ◆ 北広島市「イチゴ狩り情報」
数字で見る北広島のいちご狩り
いちご狩りができる農園
3か所うち輪厚エリア
2か所開園している期間
約1か月市内の直売所など
13か所いちご狩りができる市内3農園

北広島市は、2026年度に開園するいちご狩り農園として3か所を掲載しています。そのうち2か所が輪厚エリアです。4つに分けて見ます。
まきばの店(阿部農場)
北広島市輪厚154-1にある農園です。市の観光情報では、いちごのほかにブルーベリー狩りやとうきび狩りも扱う体験農園として紹介されています。
アロニアや枝豆、ヤーコンなどの生産と販売も確認できます。入園料は市の掲載で中学生以上1,500円、小学生1,000円、3歳から就学前800円という3区分でした。
いちごの季節を逃しても夏に別の収穫体験ができるのが、この農園の使いやすいところです。とうきび狩りは8月中旬ごろが目安になります。
※出典 ◆ 北広島市観光サイト「まきばの店(阿部農場)」
※出典 ◆ 北広島市「イチゴ狩り情報」
Farm丸チャン
北広島市輪厚302にある農園です。公式サイトの事業内容では、いちごに加えてトウモロコシ、丸広大根、トマト、スイカ、ブロッコリー、カブを栽培していることが確認できます。
入園料は市の掲載で中学生以上2,000円、小学生1,000円、3歳から就学前500円、3歳未満は無料という4区分でした。3農園のなかでもっとも区分が細かい設定です。
生育や開園の状況はInstagramで発信していると公式サイトで案内されています。シーズン前はそちらを見ておくと動きやすくなります。
※出典 ◆ Farm丸チャン「事業内容」
※出典 ◆ 北広島市「イチゴ狩り情報」
ここまでの要点
まきばの店とFarm丸チャンは住所も近いため、当日の空き状況で行き先を切り替えるという回り方もできます。
場所だけでは選びきれないので、予約の仕組みと料金を見てから決めるとよいでしょう。
塚本農園
北広島市共栄583-50にある農園です。輪厚エリアではありませんが、市内でいちご狩りができる3か所のうちの1つになります。
要予約で電話での連絡は受け付けていないと市が明記しており、予約ページと公式LINEで手続きする運用です。入園料は市の同じページには掲載がありませんでした。
予約は外部の予約サービス上のページで受け付ける形です。2026年8月時点では予約のカレンダーが準備中の表示だったため、シーズンが近づいてから確認する流れになります。
※出典 ◆ 北広島市「イチゴ狩り情報」
3か所の違いをどう見るか
輪厚の2か所は同じ地区にあるため、車で回れば両方の様子を見られます。輪厚154-1と輪厚302という近さです。
塚本農園は予約の方法がはっきり決まっているぶん、計画を立てて行く人に向いています。逆に、当日の思いつきで動きたいなら輪厚の2か所が候補になります。
どこも規模の大きい観光施設ではないので、大人数で押しかけるより、少人数で静かに楽しむ場所と考えておくとよいでしょう。
※出典 ◆ 北広島市「イチゴ狩り情報」
北広島市内でいちご狩りができる3農園(2026年度・市の掲載。料金は改定されることがあるため目安)
| 農園名 | 所在地 | 入園料(市の掲載) | 受付の方法 |
|---|---|---|---|
| まきばの店(阿部農場) | 北広島市輪厚154-1 | 中学生以上1,500円/小学生1,000円/3歳〜就学前800円 | 土日は整理券・人数制限あり |
| Farm丸チャン | 北広島市輪厚302 | 中学生以上2,000円/小学生1,000円/3歳〜就学前500円/3歳未満無料 | 電話とInstagramで状況を確認 |
| 塚本農園 | 北広島市共栄583-50 | 市の同ページに掲載なし | 要予約・電話不可・予約ページと公式LINE |
予約と受付の方法が農園ごとに違う

ここが最もつまずきやすい部分です。3農園で受付のやり方がそろっていないため、同じつもりで行くと入れないことがあります。4つに分けて確認します。
塚本農園は予約サイトと公式LINE
塚本農園は要予約です。しかも電話での連絡は不可と市が書いています。予約サイトと公式LINEを使う形になります。
スマートフォンから手続きできる準備をしてから動くのが確実です。公式LINEの友だち追加には時間がかかることもあるため、シーズンが始まる前に済ませておく方法もあります。
予約制ということは、行った日に満員で入れないという事態を避けられるという意味でもあります。3農園のなかで、行けるかどうかが事前に確定するのはここだけです。
※出典 ◆ 北広島市「イチゴ狩り情報」
まきばの店は土日に整理券がある
まきばの店については、土日に整理券が配られ人数の制限があると市に掲載されています。予約ではなく当日の先着という形です。
混み合う週末に行くなら、早めに現地へ向かうか、平日に予定を組むほうが入りやすくなります。整理券の配布がなくなれば、その日は入れません。
開園期間が1か月ほどしかないため、その中の土日は4回か5回しかないという計算です。
※出典 ◆ 北広島市「イチゴ狩り情報」
予約制の農園と整理券方式の農園が混在しているため、同じ感覚で当日行くと入れないことがあります。確実に体験したい日ほど、予約できる農園を選ぶという判断が向いています。
Farm丸チャンは電話とSNSで確認
Farm丸チャンは電話番号を公式に載せていますが、作業中はすぐに対応できない場合があるとも断っています。農作業の合間に受ける形だからです。
生育と開園の状況は公式サイトとInstagramで発信しています。まずそちらを見てから連絡するのが実務的な順序になります。
Instagramのプロフィールにも、輪厚のいちご狩り農園として生育状況と開園状況を発信するとの記載があります。
※出典 ◆ Farm丸チャン「お問い合わせ」
※出典 ◆ Farm丸チャン 公式サイト
当日の朝にもう一度確かめる
いちご狩りは天候の影響を受けます。前日まで開いていても、当日に中止となることがあります。
市も各農園への問い合わせを案内しているため、出発前にもう一度確かめる習慣を持っておくと空振りを防げます。輪厚エリアは高速道路を使う距離なので、往復の時間が無駄になります。
確かめる先は、農園の公式サイトかSNSが早い場合もあります。
※出典 ◆ 北広島市「イチゴ狩り情報」
料金の考え方と子ども連れ

料金は入園料の形で設定されていて、年齢によって区分が分かれています。子どもの人数で総額がどう変わるかを4つに分けて見ます。
年齢で区分が分かれている
北広島市の2026年度の掲載では、まきばの店が中学生以上、小学生、3歳から就学前という3つの区分です。Farm丸チャンは中学生以上、小学生、3歳から就学前、3歳未満という4つの区分になっています。
大人と子どもが同じ額を払う仕組みではありません。区分の境目は中学生と小学生の間、小学校の入学前後、そして3歳という3か所です。
いちご狩りの入園料が年齢で細かく分かれるのは、食べる量が年齢で違うという前提があるためです。
※出典 ◆ 北広島市「イチゴ狩り情報」
金額の目安
2026年7月時点の市の掲載では、まきばの店が中学生以上1,500円、Farm丸チャンが中学生以上2,000円でした。中学生以上で比べると500円の差があります。
一方で3歳から就学前ではFarm丸チャンが500円、まきばの店が800円と逆になります。子どもの年齢によって総額の順位が入れ替わる形です。
まきばの店は自園のサイトでも料金を出しており、そちらでは小学生が1,100円と案内されています。市の掲載とは100円の差があるため、直前は農園側の数字を確認してください。
※出典 ◆ 北広島市「イチゴ狩り情報」
※出典 ◆ まきばの店(阿部農場)公式サイト
いちご狩りの入園料(2026年度・北広島市の掲載。改定されることがあるため目安)
| 区分 | まきばの店 | Farm丸チャン |
|---|---|---|
| 中学生以上 | 1,500円 | 2,000円 |
| 小学生 | 1,000円 | 1,000円 |
| 3歳から就学前 | 800円 | 500円 |
| 3歳未満 | 自園サイトでは0〜2歳以下無料 | 無料(団体は1人300円) |
| 大人2人+小学生1人+3歳児1人の合計 | 4,800円 | 5,500円 |
| 食べ放題の記載 | 自園サイトで60分と明記 | 公式の記載なし |
同じ家族構成でも農園によって700円ほどの差が出ます。塚本農園の料金は市の同じページに掲載がありませんでした。
ここまでを整理
3歳から就学前の区分がある農園なら、小さな子を連れた家族は総額を抑えやすくなります。
中学生以上1,500円と2,000円という差があるので、人数が多いほど農園選びが総額に響きます。
3歳未満と団体の扱い
Farm丸チャンは3歳未満が無料と市に掲載されています。まきばの店には3歳未満の区分の記載がないため、扱いは現地での確認になります。
保育所などの団体で利用する場合は、Farm丸チャンで3歳未満が1人300円という条件が示されました。まきばの店も幼稚園と保育園は要相談としています。
市内3農園はいずれも小規模なので、団体の受け入れ可否は人数によって変わると考えておくとよいでしょう。
※出典 ◆ 北広島市「イチゴ狩り情報」
子連れで行きやすい理由
就学前の区分が用意されていることからも分かるとおり、小さな子どもの来園を想定した料金設定です。3歳から就学前は500円から800円という水準になります。
歩き回る距離も短く、自分で摘むという体験は年齢が低くても楽しめます。屋内の遊戯施設と比べても、費用の面で大きく変わりません。
家族で行く行き先としては、費用も動きも組み立てやすい部類に入ります。
※出典 ◆ 北広島市「イチゴ狩り情報」
公式で確認できないこともある

いちご狩りの記事はネット上に多くありますが、公式で裏が取れない情報も混ざっています。確認できなかったことも3つに分けて書いておきます。
いちごの品種は公式で確認できない
3農園とも、2026年に育てている品種名を市の一覧では確認できませんでした。Farm丸チャンの公式サイトには品種によって大きさや食感が異なるという説明があり、複数の品種があること自体は分かります。
まとめ記事の中には具体的な品種名を挙げているものもありますが、その根拠となる公式の記載は見つかりませんでした。年によって作る品種が変わることもあります。
品種を確かめたい場合は、農園のSNSか現地でたずねる方法が確実です。
※出典 ◆ Farm丸チャン 公式サイト
※出典 ◆ 北広島市「イチゴ狩り情報」
食べ放題かどうかも断定できない
まきばの店については、自園のサイトで食べ放題60分と明記されています。ここは公式で裏が取れました。
一方でFarm丸チャンと塚本農園は、市の掲載も農園の公式も入園料の案内にとどまり、食べ放題か量り売りかを書いていません。他のサイトに食べ放題や制限時間と書かれていても、この2農園については公式で確認できた情報ではありません。
摘んだものを持ち帰れるかどうかも、公式では統一した案内がありませんでした。予約や問い合わせのときに一緒に聞いておく形になります。
※出典 ◆ まきばの店(阿部農場)公式サイト
※出典 ◆ 北広島市「イチゴ狩り情報」
品種や食べ放題の有無のように、公式情報だけでは分からない点が残っています。ここが決め手になる人は、行く前に農園へ直接問い合わせて確かめるとよいでしょう。
情報の出どころを見る習慣
短いシーズンの体験は、去年の記事がそのまま残っていることがよくあります。開園の日付や料金を見たときは、それがいつの情報で、どこが出しているのかが判断の分かれ目です。
この記事でも、市の掲載と農園の公式サイトで確認できた範囲だけを書き、確認できなかったものは書かないという線を引いています。
いちご狩りは1年に1か月しか開かないため、情報の鮮度がそのまま行けるかどうかに直結します。
※出典 ◆ 北広島市「イチゴ狩り情報」
いちごの季節が終わったあとに寄れる直売所

いちご狩りは短期決戦ですが、北広島市の農産物直売はもっと長い期間続きます。輪厚まで足を運ぶなら、こちらもあわせて4つ見ておきます。
まきばの店は夏も収穫体験ができる
まきばの店では、いちごのあとにブルーベリー、そして8月中旬ごろにとうきびの収穫体験が続きます。6月から8月まで、内容を変えながらつながる形です。
初夏から夏にかけて切れ目なく楽しめるため、いちごを逃した人の行き先になります。夏休みの期間と重なるのはとうきび狩りです。
アロニアや枝豆、ヤーコンなどの生産と販売も確認できます。
※出典 ◆ 北広島市観光サイト「まきばの店(阿部農場)」
※出典 ◆ 北広島市「北広島市農園マップ(2026年版)」
Farm丸チャンは夏野菜へ切り替わる
Farm丸チャンはいちごのあと、トマトやトウモロコシ、スイカ、丸広大根、ブロッコリー、カブなどの栽培に移ります。品目の数が多いのが特徴です。
直売の形態は公式サイトだけでは整理されていないため、何が買えるかはSNSで様子を見てから向かう形になります。常設の販売かどうかも公式では確認できませんでした。
Instagramで生育の状況を発信しているので、収穫の時期はそこから読み取れます。
※出典 ◆ Farm丸チャン「事業内容」
※出典 ◆ Farm丸チャン 公式サイト
いちごの時期を逃しても、ブルーベリーやとうきび、夏野菜と楽しみは続きます。輪厚の農園は初夏だけの場所ではなく、夏を通して寄れる行き先として覚えておくとよいでしょう。
くるるの杜は通年で開いている
大曲377-1にあるホクレンの食と農のふれあいファーム くるるの杜には、通年で開いている農畜産物直売所があります。花や精肉、加工品、精米のコーナーがあります。
農作業や調理加工の体験も行われていて、直売所という枠に収まらない施設です。2026年8月時点の体験メニューには、とうきび、えだまめ、じゃがいもなどの収穫体験が並びます。季節に左右されずに寄れるのが、この施設の強みです。
北広島市内で農産物を買う場所として、時期を気にせず候補にできるのはここだけです。
※出典 ◆ ホクレン 食と農のふれあいファーム くるるの杜
※出典 ◆ JAグループ「くるるの杜 農畜産物直売所」
ナチュラルファーム楽園倶楽部
大曲576-2にある直売です。有機や自然栽培の野菜を扱い、トマトやアスパラ、朝もぎのトウキビ、旬の野菜のセットなどが公式サイトで確認できます。
夏から秋は直売が中心で、冬から初夏は週末や祝日の予約販売が中心という形です。季節によって売り方そのものが変わります。
くるるの杜と同じ大曲エリアにあるため、車なら2か所をまとめて回れます。
※出典 ◆ ナチュラルファーム楽園倶楽部 公式サイト
※出典 ◆ 北広島市「北広島市農園マップ(2026年版)」
市内の直売所をエリア別に見る

北広島市は農業が盛んな街で、直売の場所が市内に散らばっています。住んでいる場所や通り道に合わせて選べるよう、4つのまとまりに分けます。
中央エリア
中央1丁目4-4にはJA道央の北広島農産物直売所があります。野菜や果実、米、肉、花、農産加工品、乳製品、酒類、苗もの、惣菜などを扱う直売所です。
4月中旬から11月中旬ごろまでの季節営業になります。JR北広島駅に近い立地なので、通勤や買い物の途中に寄れる場所です。
駅の近くで買い物をまとめたい場合は北広島のスーパーで店ごとの品ぞろえを整理していますので、日常の買い物と合わせて考えたいときはあわせてご覧ください。
※出典 ◆ JA道央「北広島農産物直売所」
※出典 ◆ JAグループ北海道「北広島農産物直売所」
共栄エリア
共栄586-10のタカシマファーム直売所ふらりでは、米や米粉、農薬を使わない野菜のほか、自家産の原料を使った米粉のロールケーキやおこわなども扱っています。
6月ごろから11月ごろまでの営業です。米は在庫の状況によって扱いが変わると案内されています。
同じ共栄には塚本農園といちご狩り、そして共栄505-52の寺嶋 花・野菜苗園があります。
※出典 ◆ タカシマファーム直売所ふらり
※出典 ◆ 北広島市「北広島市農園マップ(2026年版)」
直売所は輪厚だけでなく中央や共栄にも点在しているので、買い物だけなら自宅や行き先に近いエリアで済ませられます。収穫体験は輪厚、日常の買い足しは近場、と分けて使うのが実用的です。
北の里・三島・美咲き野エリア
北の里338-25の原口ファームは7月下旬ごろから11月ごろ、三島146-1のMinaFarm直売所は7月上旬から10月下旬ごろ、美咲き野2-12-1の美咲き野ファーム中村は4月末から5月末ごろという時期です。
中の沢523-12の三戸農園は北広島産の米を通年で扱い、なくなり次第の終了とされています。エリアごとに開く時期がずれているのが特徴です。
市内の直売の全体像は北広島の直売所と道の駅で施設ごとに整理していますので、回る順番を決める段階ではあわせてお読みください。
※出典 ◆ 北広島市「北広島市農園マップ(2026年版)」
苗を買いたいとき
共栄505-52の寺嶋 花・野菜苗園は4月中旬から6月中旬ごろ、富ヶ岡1111-60のはなむらは4月から10月ごろが扱いの時期です。
苗は農産物と違って春に集中します。家庭菜園を始めるなら、いちご狩りより2か月ほど早い時期に動く形になります。
はなむらは市のスタンプラリーの参加施設にも掲載されています。なお富ヶ岡88-1のグリーン・ファーム・北広島は農園マップに載っていますが、花き類の販売は現在行っていないと記載があるため、苗の購入先からは外れます。
※出典 ◆ 北広島市「北広島市農園マップ(2026年版)」
※出典 ◆ 北広島市「グリーンツーリズム・スタンプラリー」
北広島市内の直売所と扱う時期(2026年版の市農園マップほか)
| エリア | 施設名 | 扱う時期 |
|---|---|---|
| 中央 | 北広島農産物直売所(中央1-4-4) | 4月中旬〜11月中旬ごろ |
| 共栄 | タカシマファーム直売所ふらり(共栄586-10) | 6月ごろ〜11月ごろ |
| 共栄 | 寺嶋 花・野菜苗園(共栄505-52) | 4月中旬〜6月中旬ごろ |
| 北の里 | 原口ファーム(北の里338-25) | 7月下旬ごろ〜11月ごろ |
| 三島 | MinaFarm直売所(三島146-1) | 7月上旬〜10月下旬ごろ |
| 美咲き野 | 美咲き野ファーム中村(美咲き野2-12-1) | 4月末〜5月末ごろ |
| 中の沢 | 三戸農園(中の沢523-12) | 通年(なくなり次第終了) |
| 大曲 | くるるの杜 農畜産物直売所(大曲377-1) | 通年 |
| 大曲 | ナチュラルファーム楽園倶楽部(大曲576-2) | 夏から秋は直売中心 |
| 富ヶ岡 | はなむら(富ヶ岡1111-60) | 4月〜10月ごろ |
収穫体験はいちご以外にもある

北広島市は、農業を体験してもらう取り組みを市として進めています。いちご狩りはその入口の1つにすぎません。3つに分けて見ます。
ブルーベリーととうきび
まきばの店ではブルーベリー狩りととうきび狩りができます。観光サイトの案内ではブルーベリー狩りが8月上旬から9月上旬ごろ、とうきび狩りが8月中旬です。農園マップではブルーベリー狩りを7月下旬から8月中旬としています。
ブルーベリージャム作りの体験も8月上旬から8月下旬にあり、こちらは事前の予約制です。とうきび狩りも予約制で、農場の説明と見分け方の説明、収穫、試食を含むプランと案内されています。
市内では、ファーム橋場のブルーベリー狩りが8月上旬から8月下旬、きたひろベリーファーム(佐藤農園)のアロニア狩りが8月下旬から9月末です。いちごを逃しても8月から9月は選択肢が多い時期になります。
※出典 ◆ 北広島市観光サイト「まきばの店(阿部農場)」
※出典 ◆ 北広島市「北広島市農園マップ(2026年版)」
スタンプラリーで回る
きたひろしまグリーンツーリズムスタンプラリー2026は、北広島市グリーン・ツーリズム協議会が主催しています。開催期間は2026年5月16日から8月23日までです。
参加施設は16施設で、阿部農場、NOMUキッチン、タカシマファーム直売所ふらり、くるるの杜、北広島市農産物直売所などが並びます。4か所以上のスタンプで抽選の対象になり、北広島産の農産物などの特産品が当たる仕組みです。
市は市制施行30周年記念の食農教育事業も実施しており、市内の小中学生と保護者を対象に全4回、参加料は1人1,000円、定員は25組50人という内容でした。
※出典 ◆ 北広島市「グリーンツーリズム・スタンプラリー」
※出典 ◆ 北広島市「食農教育事業」
季節をずらせば別の収穫体験ができるうえ、スタンプラリーを使えば複数の農園を回る動機にもなります。1回で終わらせず、季節ごとに通う楽しみ方も考えられます。
農家が営むカフェや食事処
富ヶ岡910-11のNOMUキッチンは、自家栽培の野菜と市内の食材を使う農家レストランで、野菜の直売も行っています。
三島119-1の農家カフェ蔵楽も、市の掲載に農家カフェと野菜直売として載っています。同じ三島の61-4にはカフェこもれび、くるるの杜には農村レストランがあります。
収穫体験と食事を組み合わせたいときの選択肢になります。市内では水稲、小麦、大豆、野菜類、畜産物と多品目が生産されており、その素材が食事に回っている形です。
※出典 ◆ 北広島市観光サイト「NOMUキッチン」
※出典 ◆ 北広島市「6次産業化等推進戦略」本編
行く前に押さえておきたいこと

最後に、当日つまずかないための実務的な話を4つにまとめます。市で統一した案内が出ていない部分もあるため、一般的な注意として読む形になります。
服装と靴は汚れてよいものを
市内3農園の公式情報では、持ち物や服装について統一した案内は確認できませんでした。
ただし露地の農園が中心なので、汚れてもよい靴と服で行くほうが気楽です。雨の翌日は畑がぬかるむため、スニーカーでは足元が汚れます。
これは公式の案内ではなく、露地栽培という条件から導いた一般的な注意として書いています。同じ理由で、日差しをさえぎるものが少ない畑では帽子も役に立ちます。
※出典 ◆ 北広島市「イチゴ狩り情報」
移動は車が前提
輪厚エリアの農園は、路線バスで気軽に行ける場所ではありません。車での移動が前提になります。
輪厚154-1と輪厚302は近いため、車なら2か所をまとめて見られます。同じ輪厚には輪厚国際パークゴルフコースがあり、料金の区分と道具の貸出を整理していますので、半日の予定を組む段階ではあわせてご覧ください。
買い物なら大曲エリアが近く、くるるの杜も同じ方向にあります。
※出典 ◆ 北広島市「北広島市農園マップ(2026年版)」
露地の畑を歩く前提なので、服装と移動手段の2点だけは出発前に整えておく必要があります。汚れてよい靴と車の手配さえ済ませれば、当日の準備はほぼ足ります。
現金を用意しておく
小規模な農園や直売では、支払いの方法が限られることがあります。決済の対応は公式で確認できませんでした。
入園料が家族4人で5,000円前後になることを考えると、現金を用意しておくほうが手間は少なくなります。
直売所で野菜も買うつもりなら、その分も見込んでおく形です。市内の直売所は小規模な農家直売が中心なので、こちらも現金を用意しておくほうが会計は早く済みます。
※出典 ◆ 北広島市「イチゴ狩り情報」
※出典 ◆ 北広島市「北広島市農園マップ(2026年版)」
収穫の状況で内容が変わる
直売所は、その日に採れたものを並べる場所です。市の農園マップでも、天候や収穫の状況によって品目が変わると案内されています。
目当てのものがある場合は、期待しすぎずに向かうくらいがちょうどよい距離感です。1か所で見つからなければ、別の直売所へ回るという動き方もできます。
市内に13か所ほどの選択肢があるのは、この点で有利に働きます。
※出典 ◆ 北広島市「北広島市農園マップ(2026年版)」
目的とシーンで選ぶ

どの行き先が合うかは、何をしたいかで変わります。4つの場面に分けて整理します。
子どもに収穫を体験させたい
6月中旬から7月上旬ならいちご狩り、8月中旬ごろならとうきび狩りが候補になります。まきばの店は年齢の区分が用意されていて、複数の作物を扱っています。
入園料は3歳から就学前が800円、小学生が1,000円という水準です。3歳未満の子どもがいるなら、無料区分のあるFarm丸チャンのほうが総額は抑えられます。
時期を選びやすいのはまきばの店、費用を抑えやすいのはFarm丸チャンという分かれ方です。
野菜をまとめて買いたい
通年で開いているのはくるるの杜です。季節を問わず動けるため、まず行き先を決めたい場合はここから考える形になります。
花や精肉、加工品、精米のコーナーがあり、1か所で買い物が済みます。同じ大曲エリアにはナチュラルファーム楽園倶楽部もあります。
季節限定の直売所を回るのは、時期が合う日に組み込むという順番が現実的です。
体験が目的なら季節で行き先が決まり、買い物が目的なら通年のくるるの杜が軸になります。何をしたいかを先に決めると、行く時期と場所は自然に絞れます。
ドライブのついでに寄りたい
輪厚と大曲は高速道路のインターチェンジに近く、農園と商業施設が同じ範囲にあります。
輪厚スマートICからは農園もパークゴルフ場も数分の距離です。この出入口の条件は輪厚スマートICの使い方で通り方まで整理していますので、高速で向かう予定ならあわせてお読みください。
パークゴルフや買い物と組み合わせると、半日の予定が立ちます。
来年のいちご狩りを逃したくない
各農園のSNSと市のいちご狩り情報を、5月の終わりごろに一度見ておく形が確実です。2026年はまきばの店が6月17日のオープンでした。
開園から閉園まで1か月ほどしかないため、告知が出てから動くつもりでいると間に合わないことがあります。
2027年に行くつもりなら、5月下旬に情報を確認し、6月の第3週あたりに予定を空けておくという組み立てになります。
よくある質問

いちご狩りと直売所について、本文で触れていない疑問を3つまとめました。
北広島市ではいちご以外にどんな農産物が作られていますか
市の6次産業化等推進戦略では、水稲、小麦、大豆、野菜類、畜産物など多品目が生産されると整理されています。対象品目には米、小麦、そば、大豆、小豆、馬鈴薯、だいこん、にんじん、ねぎ、たまねぎ、ブロッコリー、トマト、アスパラ、いちご、メロン、ブルーベリー、アロニアなどが挙がっています。
雨の日でもいちご狩りはできますか
露地の農園が中心のため、天候の影響を受けます。北広島市も天候による中止があると案内しているため、当日の朝に各農園へ確認する形になります。前日まで開いていても当日に中止となることがあります。
市外から行っても入れますか
市民限定という案内は確認できませんでした。ただし土日は整理券や人数制限がある農園もあるため、遠方から向かうなら事前の確認が要ります。塚本農園は要予約なので、予約が取れた時点で入れるかどうかが決まります。
まとめ
北広島市のいちご狩りは期間が短く、行けるかどうかは時期の把握にかかっています。2026年のシーズンは7月5日で終わっているため、次に動けるのは2027年の6月です。ただし8月から9月はブルーベリー狩りやとうきび狩り、アロニア狩りの時期にあたります。
輪厚のいちご狩りと直売所の要点
- いちご狩りは例年6月中旬から7月上旬までで、開園期間は約1か月
- できる農園は市内3か所でうち2か所が輪厚
- 入園料は中学生以上1,500円から2,000円、3歳から就学前500円から800円
- 予約の方法が農園ごとに違う(予約サイト・整理券・電話とSNS)
- 食べ放題60分と公式に明記があるのはまきばの店だけで、品種名は3農園とも未確認
- 季節を外したらくるるの杜など通年の直売所へ切り替える
- 市内の直売所は13か所ほどあり、開く時期がエリアごとにずれる
輪厚エリアには、農園のほかにパークゴルフ場やゴルフ場が集まっています。同じ地区の施設は輪厚国際パークゴルフの料金で区分ごとに整理していますので、農園と組み合わせて1日の予定を作る段階であわせてお読みください。
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